プログラミング塾を生徒と一緒に運営してる話

if塾は秋田にあるプログラミング塾です。現在9名の生徒が在籍しています。

この塾の特徴を一つ挙げるなら、塾長が生徒だということ。大学1年生の琢己(たくみ)が塾長として運営に関わっています。

琢己が塾長になった経緯

琢己が塾長として生徒に教えている様子https://images.if-juku.net/blog/ifjuku-student-run-v2/blog_a.webp

琢己はもともとif塾の生徒でした。プログラミングに苦手意識があったところからスタートし、AIツールを使いながら開発ができるようになっていきました。

進路相談が好きで、人に教えるのが好き。そういう性格が運営側に向いていたこともあり、自然と塾長というポジションに収まりました。

「任命した」というより、琢己自身がその役割を選んだという方が正確です。高崎(代表)が全部やるのではなく、やりたい人がやる。if塾はそういう場所です。

生徒同士で教え合う文化

生徒同士が教え合っている様子https://images.if-juku.net/blog/ifjuku-student-run-v2/blog_b.webp

if塾では、生徒が教える側に回ることがあります。

たとえば、Claude Codeの使い方を先に覚えた生徒が、新しく入った生徒に教える。マイクラのプラグイン開発で詰まった子に、別の生徒がヒントを出す。そういうやり取りが日常的に起きています。

教える側にも学びがあります。人に説明しようとすると、自分の理解があいまいな部分に気づく。教えることが、そのまま復習になる

これは意図的に設計したわけではなく、少人数の塾で自然に生まれた文化です。ただ、結果的にうまく機能しているので、そのまま続けています。

「自走する塾」の仕組み

if塾が目指しているのは、生徒が自分で動ける環境を作ることです。

  • 琢己が塾長として運営を担当
  • 生徒同士の教え合いで、高崎一人に依存しない体制
  • 出席簿システムは中学生の生徒が開発・運用
  • それぞれが自分のプロジェクトを持ち、自分のペースで進める

高崎の役割は「全部教える先生」ではなく、環境を整えて、必要なときにサポートすること。最新のAIツールを用意し、生徒が使える状態にしておく。あとは本人たちに任せる。

もちろん、放置しているわけではありません。進捗は把握しているし、困っていれば介入します。ただ、「まず自分でやってみる」を大事にしています。

9名それぞれの取り組み

if塾の生徒たちがそれぞれのプロジェクトに取り組む様子https://images.if-juku.net/blog/ifjuku-student-run-v2/blog_c.webp

現在の生徒は9名。中学生から大学生まで、年齢も背景もさまざまです。

やっていることの例

  • eスポーツを活用したコミュニケーション支援システムの開発
  • LINEアプリやマイクラプラグインの制作
  • 塾の出席簿自動化システムの構築
  • 起業準備やビジネスプランの作成
  • マイクラでのクリエイティブ制作

決められたカリキュラムを順番にこなす形ではなく、本人がやりたいことをベースに進めるスタイルです。やりたいことがまだ見つかっていない子には、いくつか選択肢を提示して、一緒に探すところから始めます。

この体制のメリットと課題

生徒主導の運営には良い面があります。

  • 当事者意識が生まれる。「自分の塾」という感覚
  • 年齢が近い分、相談しやすい
  • 教える経験がスキルの定着につながる

一方で、課題もあります。

  • 琢己も学生なので、時間やキャパシティに限界がある
  • 生徒同士の教え合いは、教える側のスキルに依存する
  • 人数が増えたとき、今の体制のまま回るかはわからない

完璧な仕組みではないです。ただ、9名の規模では機能しているというのが現状の評価です。

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