if塾は秋田にあるプログラミング塾です。現在9名の生徒が在籍しています。
この塾の特徴を一つ挙げるなら、塾長が生徒だということ。大学1年生の琢己(たくみ)が塾長として運営に関わっています。
琢己が塾長になった経緯
琢己はもともとif塾の生徒でした。プログラミングに苦手意識があったところからスタートし、AIツールを使いながら開発ができるようになっていきました。
進路相談が好きで、人に教えるのが好き。そういう性格が運営側に向いていたこともあり、自然と塾長というポジションに収まりました。
「任命した」というより、琢己自身がその役割を選んだという方が正確です。高崎(代表)が全部やるのではなく、やりたい人がやる。if塾はそういう場所です。
生徒同士で教え合う文化
if塾では、生徒が教える側に回ることがあります。
たとえば、Claude Codeの使い方を先に覚えた生徒が、新しく入った生徒に教える。マイクラのプラグイン開発で詰まった子に、別の生徒がヒントを出す。そういうやり取りが日常的に起きています。
教える側にも学びがあります。人に説明しようとすると、自分の理解があいまいな部分に気づく。教えることが、そのまま復習になる。
これは意図的に設計したわけではなく、少人数の塾で自然に生まれた文化です。ただ、結果的にうまく機能しているので、そのまま続けています。
「自走する塾」の仕組み
if塾が目指しているのは、生徒が自分で動ける環境を作ることです。
- 琢己が塾長として運営を担当
- 生徒同士の教え合いで、高崎一人に依存しない体制
- 出席簿システムは中学生の生徒が開発・運用
- それぞれが自分のプロジェクトを持ち、自分のペースで進める
高崎の役割は「全部教える先生」ではなく、環境を整えて、必要なときにサポートすること。最新のAIツールを用意し、生徒が使える状態にしておく。あとは本人たちに任せる。
もちろん、放置しているわけではありません。進捗は把握しているし、困っていれば介入します。ただ、「まず自分でやってみる」を大事にしています。
9名それぞれの取り組み
現在の生徒は9名。中学生から大学生まで、年齢も背景もさまざまです。
やっていることの例
- eスポーツを活用したコミュニケーション支援システムの開発
- LINEアプリやマイクラプラグインの制作
- 塾の出席簿自動化システムの構築
- 起業準備やビジネスプランの作成
- マイクラでのクリエイティブ制作
決められたカリキュラムを順番にこなす形ではなく、本人がやりたいことをベースに進めるスタイルです。やりたいことがまだ見つかっていない子には、いくつか選択肢を提示して、一緒に探すところから始めます。
この体制のメリットと課題
生徒主導の運営には良い面があります。
- 当事者意識が生まれる。「自分の塾」という感覚
- 年齢が近い分、相談しやすい
- 教える経験がスキルの定着につながる
一方で、課題もあります。
- 琢己も学生なので、時間やキャパシティに限界がある
- 生徒同士の教え合いは、教える側のスキルに依存する
- 人数が増えたとき、今の体制のまま回るかはわからない
完璧な仕組みではないです。ただ、9名の規模では機能しているというのが現状の評価です。
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